本記事では、大塚寿さんの著書
を読んだ要約・感想をまとめています。
大塚寿さんはリクルート出身の元トップ営業マン。
今は独立してコンサルタントとして活躍されている方です。
コンサルタントとして一万人以上のインタビューの中で得た話し方のコツ。
できる人は短い言葉で印象に残ることを言うんだそう。
たしかに、できる人はダラダラ話してるイメージはない。
それでいて、人の心に刺さる言葉を端的に表現している。
そんな話し方・伝え方の極意を学べる本です。
せっかく話すならスムーズに事を進められた方がお得に決まってます。
お願いするにもWIN-WINの関係を構築できたら、お互い気持ち良く行動ができます。
ダラダラ話さなくても伝えるスキルがあればお互いの手間も省けます。
メリットだらけの話し方のスキルが身につきます。
ということで、できる人は「これ」しか言わないを読んだ要約・感想をまとめました。
できる人は「これ」しか言わないを読んだ感想
あなたの周りにもできる人っていると思います。
できる人の特徴はなんといっても話がわかりやすい!!
と聞いていられる。
初めて聞いた話でもすーっと話を理解できる。
それはなぜか。
話し手が相手の立場にたって簡潔に話してくれるからです。
世の中には話してることが全然理解できない人っているじゃないですか。
こっちはしっかり聞こうとしてるのに全然耳に入ってこない。
その話し手はきっと相手のことを思って話しているのではなく、自分が話したいことを話しているだけ。
自分が言いたいことだけ、やってほしいことだけを自分の立場だけで話しちゃってる。
相手の立場にたつ→つまり「for you感」がない。
自分は優秀だとアピールするために専門用語や名言を使った話し方はタダの自己満足なんです。
平凡な言葉だけど相手が言って欲しい言葉を言ってあげる。
そんな人ができると思われる人です。
自分本位にならず常に相手の立場にたって相手が欲している言葉を使って話すことで、人は動いてくれるのです。
できる人は「これ」しか言わないの要約
少しネタバレになりますが、できる人はこれしか言わないを簡単に要約します。
なぜ、あなたの話が伝わらないのか。
それはあなたが思いつくままにダラダラと長話をしているから。
長話はしていないと思っていても意外と気づかずに長くなっているもの。
時系列に
みたいな話し方しちゃってませんか。
ハッと思ったあなた。
残念ながら周りから嫌われてるかもしれません(笑)
と。
そんな人に限って思いつきで話すもんだから、話がポンポン飛ぶんですよね。
話の論点がズレるからますますわからなくなる。
そもそも日本語は伝わりにくい言語。
世界でも日本人は文脈依存度が高いハイコンテクストな言語を使っています。
例えば結構です
というワード。
状況によってYESともNOともとれる曖昧な言葉です。
また
なんてコミュニケーションとっていませんか。
そういったあうんの呼吸では話が伝わっていないこともよくあります。
基本的には丁寧すぎるくらいにでちょうどいいんです。
話し方のコツとしては、
- まず最初に結論を言う
- その後に理由を3つ言う
- 最後にもう一度結論を言う
これがテッパンの型です。
人を動かす話し方は相手の立場や状況に合わせて言い方を変えること。
仕事をお願いする場合はやってほしいことだけ伝えるのではなく、お願いする背景やお願いしたい理由を話すこと。
なぜそれをするのか。
なぜこの人にお願いしたいのか。
そしてお願いする相手が刺激される言葉を使うこと。
その言葉による摩擦熱が起きれば自ら主体的に動いてくれるようになります。
まとめ
大塚寿さんの著書
を読んだ要約・感想をまとめました。
自分が言いたいだけの話し方じゃ相手には伝わらないし、自分を優秀に見せようとアピールした話し方じゃバカにされるだけ。
大事なのは相手の立場にたって話すこと。
相手の理解度や状況を察知して、その人が欲しているであろう言葉を使って話をする。
そうすると話し手と聞き手の間に摩擦熱が起きて、人が動いてくれるようになるのです。
思ったように部下が動いてくれない。
頑張ってるはずなのに営業の成績が上がらない。
という方。
話し方が間違っているのかもしれません。
話し方次第で人生は好転していくもの。
できる人の話し方をマスターしたい方はぜひ読んでみてください。