【株式投資成績報告】植田ショックで超円高株安(2024年7月)

(あまりの株価急落に7月末の取引データを記録するのを失念しており、8月6日取引終了時点の記録で記載しています)

2024年7月は日本株・米国株ともに大幅マイナス。

日本株:先月比-9.6%

米国株:先月比-24.9%

日本株は先月比-9.6%、米国株は先月比-24.9%で年初からの含み益が一気になくなりました。

7月中旬まで絶好調だった米国ハイテク株が急落。

さらに、7月末から8月月初にかけて予想できていなかった”植田ショック”が起きました。

7月31日に開催された日銀の金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げる利上げを発表。

これに追い打ちをかけるように米ISM製造業景況指数や雇用統計の悪化が重なって世界同時株安となりました。

投資の格言にもある

上げ100日 下げ3日

の言葉のとおり、大暴落で一瞬で含み益が消えました。

マジで恐ろしい。

下がるのなんて一瞬よ、一瞬。

果たして8月の相場はどうなっていくのか。

ということで、2024年7月の株式投資について振り返ります。

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2024年7月の株式市場動向

7月の日経平均株価は3ヶ月ぶりに下落。

6月28日の終値:39,583円08銭

7月31日の終値:39,101円82銭

終値ベースで前月末比▲481円26銭(1.21%)となりました。

7月は若干下がりましたが、3月に4万円台を突破して以降、ヨコヨコの動きが続いているいます。

ただ、7月下旬から8月初旬の植田ショック+アメリカ景気後退懸念で8/6時点で絶賛大暴落中です。

7月11日に発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇で前月の3.3%上昇から鈍化しました。

変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も3.3%上昇と前月の3.4%上昇から鈍化しました。

いずれも市場予想を下回る結果。

7月初旬は米国株は絶好調。

円安の恩恵も受けて資産はかなりの含み益になっていました。

ですが。

7月中旬からハイテク株が利確などの調整に入りました。

その下がってきたタイミングで植田ショーック!!

さらにさらに。

8月2日に発表された雇用統計で失業率が4.3%と市場予想の4.1%より高めに出て、サーム・ルールが

発動。

サーム・ルールは、元FRBのエコノミストであるクラウディア・サームが考案した指標で、失業率の3ヶ月の移動平均が12ヶ月間の水準を0.5%上回ったときに発動されるもの。

過去の経験則からサーム・ルールが発動されると景気後退に陥ることが分かっています。

あれあれ?

アメリカ景気に陰りが見えるんじぇねぇの?

リセッションか?

なんてことで世界同時株安が起きています。

これまでは物価(CPI)に注視していましたが、これからは雇用も見ていかなきゃいけないフェーズに入りました。

引き続きアメリカのインフレ動向に引き続き注目していきたいと思います。

2024年7月のポートフォリオ(日本株)

2024年7月時点での日本株の保有銘柄は

  • イオン(8267)
  • RIZAPグループ(2928)
  • カラダノート(4014)
  • ビザスク(4490)
  • TWOSTONE&Sons(7352)
  • インソース(6200)
  • 丸紅(8002)
  • 北の達人コーポレーション(2930)
  • Finatextホールディングス(4419)
  • ソフトバンク(9434)

の10銘柄。

ビザスクが7月12日に1Q決算を発表。

今期経常4.9倍増で4期ぶり最高益更新を発表して翌日ストップ高!

その後もみるみる上昇。

少しずつ段階的に利確しました。

そして、しれっと先月から保有株が1銘柄増えました。

ビザスク利確の余剰資金でキャピタルゲイン+配当を目的としてソフトバンク(9434)を購入してみました。

特定口座とNISA口座でそれぞれ購入。

特定口座分は9月末の配当権利日までの株価上昇分をゲットするために短期で購入。

NISA口座分は永久保有予定です。(今のところ)

新たなテンバガー候補としてFinatextホールディングス(4419)も買い増ししてみました。

すべて植田ショックが起こる前に購入したもの。

植田ショックは予想できなかったな・・・。

株価が戻るのを静観したいと思います。

2024年7月のポートフォリオ(米国株)

2024年7月の米国株ポートフォリオは

  • VOO( バンガード S&P500ETF)
  • VGT(バンガード米国情報技術セクターETF)
  • VHT(バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF)
  • ADBE(アドビ)
  • MSFT(マイクロソフト)
  • NVDA(エヌビディア)
  • TSLA(テスラ)
  • ACN(アクセンチュア)
  • AAPL(アップル)
  • DKNG(ドラフトキングス)
  • SOXL(半導体指数3倍連動型ETF)

の11銘柄。

米国株保有銘柄数は先月から変更なし。

7月中旬から調子のよかったハイテク株が軒並み下落。

そして、アメリカの景気後退懸念で8月初旬に大暴落。

大暴落はサーム・ルール発動で過去の経験則からリセッションに陥るというサインが出たことによるもの。

8月1日のISM製造業景況感指数、2日の雇用統計が弱い数字で、米景気後退懸念が一気に高まりました。

ドル円相場は7月初旬の160円水準から8月初旬には140円近くまで円高・ドル安に振れました。

その影響で資産額は100万円以上目減りしました。

ハイテク株が調整し始めた7月下旬にMSFT(マイクロソフト)、DKNG(ドラフトキングス)、SOXL(半導体指数3倍連動型ETF)を集中的に買い増ししました。

今思えば買い増しのタイミングはかなり悪かったですが、ここまでの大暴落は予想できませんでした。

時間分散が大切であることを痛感しました。

とはいえ、起こってしまったものは仕方なし。

引き続き米国株はタイミングを見て割安になった銘柄に淡々と買い増しをしていこうと思います。

まとめ

2024年7月度の株式運用成績を振り返りました。

2024年7月(8月6日時点)は日本株・米国株ともに大幅マイナス。

日本株は先月比-9.6%、米国株は先月比-24.9%という散々な結果。

植田ショックに加えてアメリカ景気後退懸念があり、7月末から8月初旬にかけて大暴落中。

アメリカのインフレ指標であるCPIは順調に下がってきてる反面、雇用に不安が出てきました。

高金利で景気後退してるんじゃ…という不安が高まっています。

日本が利上げ

アメリカが利下げ

となれば

⇒日米金利差が縮小

⇒円高に振れる

というロジック。

今はサーム・ルールが発動し、景気後退懸念があり、緊急利下げもありうる状況で、相場は悲観ムードが漂ってます。

リセッションに陥るのか

それとも

ソフトランディングできるのか

今後は物価指標も見つつ雇用のデータを注視していく必要があります。

ソフトランディングになることを期待しつつ、経済指標をじっくり見極めながら投資していきたいと思います。

2024年の株式投資、一緒に頑張っていきましょう!!

I wish you much success!!

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