レゴエデュケーションSPIKEでプログラミングを体験してみました。
レゴエデュケーションSPIKEは、小学校高学年向けのレゴブロックとプログラミングが融合したプログラミング教材。
対象年齢は8歳以上となっています。
レゴのプログラミング教材としては
- レゴWeGo2.0 (5歳以上)
- レゴエデュケーションSPIKE (8歳以上)
- 教育版レゴ マインドストームEV3 (10歳以上)
のラインナップがあります。
ブロックといえばレゴ!
言うまでもありませんが、小さな子どもから大人まで幅広く遊べるブロック玩具ですね。
大人のレゴは特にクオリティが高いです。
さて。
ウチには12歳と10歳の子どもがいます。
2020年度から小学校でプログラミング必修化となり、プログラミングを教えていこうと思っていた今日この頃。
とある機会をいただき、レゴエデュケーションSPIKEを体験させてもらいました。
実際のところ、
レゴエデュケーションSPIKEの難易度はどうなの?
といったところを中心にまとめました。
- 小学校高学年の子どもがいる方
- レゴエデュケーションSPIKEを検討している方
- プログラミングを教えたいと思っている方
- プログラミングをやってみたい大人の方
の参考になれば幸いです。
体験者のスペック
まず、レゴエデュケーションSPIKEを体験した子どもと親(自分)のスペックから。
子どもは学校でちょろっとプログラミングを触ったくらいの超初心者。
プログラミング経験はなしに等しいくらいです。
レゴブロックに関しては、2人とも幼児の頃から扱いなれてる超熟練者。
親である自分は大学でC言語のプログラミング経験あり。
プログラミングに関してはちょい自信ありの自分。
ただし。
レゴブロックに関しては超初心者。
さあ、果たして。
上記スペックの持ち主がレゴエデュケーションSPIKEを体験してみました。
レゴエデュケーションSPIKEを体験してみた感想
レゴエデュケーションSPIKEを実際に体験してみました。
これがレゴエデュケーションSPIKEのワークブックです。
一般的なレゴのブロックに加えて、ビス型やL字型、タイヤパーツなどの特殊パーツもあり、ブロックだけでも十分遊べます。
こんな感じでモーターで動かす車を作ることができたり、
こんな芸術作品も作れます(笑)
歯車パーツもつけてみたり。
つい、うっかりブロックだけで遊んじゃいますが、メインはプログラミング(汗)
実際に作ったブロックを動かすというのが、レゴエデュケーションSPIKEの醍醐味です。
プログラミングを作るには、SPIKEの専用アプリを使います。
レゴエデュケーションSPIKEアプリのダウンロードはこちら>>>
プログラミングといってもゴリゴリのコードを書くワケではありません。
▼実際のレゴエデュケーションSPIKEアプリ画面がコレ
こんな感じでブロック型のプログラムをつなぎ合わせて一連の動作プログラムを作ります。
例えば、このプログラムあれば
①プログラムがスタートしたら
②直進方向に10cm移動して
③ハブに「Hello」と表示する
④C(60)の音(ドの音)を0.2秒鳴らす
というプログラムです。
12歳の子はすんなり理解してくれました。
10歳の子はやっていくに連れて理解してくれました。
応用編としては、制御・演算プログラム。
▼先程のプログラムに追加してみたのがコレ
⑤もし、「0は-10と10の間」なら
という条件式を入れて
⑥ハブのライトを「^_^」と光らせる
という制御プログラム。
ここまでくると、12歳でもすんなりとは理解し難い感じ。
悩みながらプログラムを組んでました。
複雑なプログラムを組もうとすると、ちょっと頭を悩ませます。
でも、難しいながらにも考えながらやっていました。
このように、自分で作り上げるって体験ってとても大事だなと思いました。
子どもにとってはプログラミングは初体験。
自分で作って自分の思うように動かせたときは
「おぉ、動いたぁぁぁ!!」
と感動があります。
いわゆる成功体験ってヤツですね。
そして、次のステップに進みます。
そんな喜びが体験できます。
レゴエデュケーションSPIKEはこんな方におすすめ
レゴエデュケーションSPIKEをおすすめする人はこんな感じの人。
小学校高学年のお子さん・お孫さんがいる方
で、かつ
一緒になって遊べる(学べる)時間が確保できる方
です。
まずは対象となる子どもがいないと始まらないワケですが、小学校低学年にはちょっと難しい内容かなと感じます。
ただし、低学年でもブロックで遊んで大人がプログラムを組んで動かしてあげるのは良さそう。
ただ、子どもメインでセット内容を全て使いこなそうと思うと、やっぱり高学年からが良さそうかなと。
あとは、一緒になって遊んだりできる方。
子どもがバリバリできる子であればいいでしょうが、きっと子どもだけだとプログラムで行き詰った時にやらなくなりそう。
一緒に遊びながら、教えながら、サポートできる方がいいと思います。
全部が全部、口出しして先回りして教える必要はありませんが、サポートはあった方がいいかなと思います。
そのほうが理解が早いし、楽しいし、一石二鳥です。
教える側はプログラム経験がなくとも大丈夫だと思います。
前述しましたが、ゴリゴリとプログラムコードを書くワケではないので、経験がなくとも理解できると思います。
一緒に遊ぶ(学ぶ)感じでやればいいと思います。
まとめ
レゴエデュケーションSPIKEでプログラムを組んで遊んでみました。
レゴエデュケーションSPIKEは、小学校高学年向けのレゴブロックとプログラミングが融合したプログラミング教材。
プログラミングは小学校高学年であれば、個人差もありますが、ある程度理解して遊べるレベルだと思います。
それには大人のサポートは必須。
行き詰ったり困ったりしたらサポートしてあげると、プログラミング習得も早いかと思います。
また、コロナ禍で自宅でプログラミング学習ができるという点がいいですね。
プログラミングの必修化に伴い、プログラミング教室などの習い事を考え始めている方も多いと思います。
でも、どこのプログラミング教室に通ったらいいか迷ったりすることもあるでしょう。
でも、今はコロナ禍。
密になることも避けたい今日この頃。
そんな方にレゴエデュケーションSPIKEはおすすめ。
セット購入では59,400円(税込)と高いお買い物なのですが、
- 好きな時間に
- 好きなだけ
遊べます(学習できます)。
子どもって集中力があるときとないときがありますよね。
ハマったら時間を忘れて没頭します。
そんなときに好きなだけ遊ばせて(学習させて)あげられるのがいいと思います。
誕生日やクリスマス、進級祝いなどイベントのプレゼントにもおすすめです。