本記事では、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生の著書
を読んだ要約・感想をまとめています。
樺澤先生は精神科医。
精神科医目線で幸せになる方法が具体的に書かれています。
だれもが思う
幸せっていったい何なのか。
幸せになるためにはどうすればいいのか。
そんなお悩みを解決する幸せに生きるための実用書です。
ちなみに。
著者の樺沢紫苑(カバサワシオン)先生。
しおん先生ですが、男性です。
しばらくの間、女性だと思っていました(汗)
それはさておき。
幸福には三段重理論があって3つの幸福があります。
さらに3つの幸福には優先順位があり、
- 健康
- つながり
- お金・成功
の順になる。
健康であることがベースにあり、家族や友達とのつながりがあったうえで、成功をおさめること。
これが幸せを手に入れる方法です。
まちがっても体にムチをうって仕事なんかしちゃダメってこと。
毎日幸せを感じながら生きていこうぜ!
ということで、精神科医が見つけた3つの幸福を読んだ要約・感想をまとめました。
精神科医が見つけた3つの幸福を読んだ感想
この本をなぜ手にとったかと言うと、ズバリ仕事に病んでたから。
なんでこんな辛い仕事をしなきゃいけないんだろう
もっと自由になりたい
そう思ってました。
そんな矢先に幸福という文字が見えて、
幸せな人生を送りたい!!
と思って購入しました。
樺沢先生の本はとても読みやすく、本書は幸せになるための具体的な方法について書かれています。
まさに幸せになるための実用書。
本書を読んで思った率直な感想は
幸せは気づいていないだけで身近なところにたくさんある
ということ。
そう、実は幸せな環境にあるのに気づいていないことが多い。
大きなことに目が行きがちですが、小さな幸せはそこら辺にたくさん転がっているのです。
今ここに目を向けるとたくさんの幸せがあります。
雲ひとつない清々しい朝を迎えたこと
毎日食事をつくってくれる人がいること
たわいもない話で笑ったこと
たくさん寝れたこと
庭の花がキレイに咲いたこと
ひとつひとつを切り取れば小さなことだけど、幸せなことはたくさんある。
そりゃイヤなこともたくさんあるけど、実は幸せも同じくらいある。
小さな幸せを感じていくとポジティブになれて人生が好転していくんだと感じました。
精神科医が見つけた3つの幸福の要約
少しネタバレになりますが、精神科医が見つけた3つの幸福を簡単に要約すると
3つの幸福とは
- セロトニン的幸福
- オキシトシン的幸福
- ドーパミン的幸福
この3つです。
幸福とは脳内物質の分泌であり、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンが三大幸福物質であることが明らかになっています。
わかりやすく言えば
です。
この3つの幸福には優先順位があります。
最優先がセロトニン的幸福、次いでオキシトシン的幸福、ドーパミン的幸福となります。
成功してお金が増えてたとしても自分自身が健康でなければ幸せにはなれません。
仕事でいい成績をおさめたとしても家族を犠牲にしていては幸せにはなれません。
セロトニン的幸福である健康をベースにして、社会とのつながりを持つ。
その基盤があって成功をおさめることで、さらに幸せを感じることができるのです。
まずは健康。
しっかり寝て適度に運動し、日々の小さな出来事に幸せを感じながら生活すると、セロトニン的幸福が手に入ります。
セロトニン的幸福の基盤が盤石なものになったら、自分をとりまく人(家族や友人)を大切にする。
人と人とのつながりが盤石になればオキシトシン的幸福が手に入ります。
健康とつながりが保てれば難題にも果敢にチャレンジできるようになります。
その結果、成功を収めることができればドーパミン的幸福が手に入ります。
仮に、そのチャレンジが失敗に終わったとしても基盤が盤石であれば、めげることなく次にチャレンジすることができます。
このように
- セロトニン的幸福
- オキシトシン的幸福
- ドーパミン的幸福
の順番を守れば好循環が生まれるというワケです。
まとめ
精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑先生の著書
を読んだ要約・感想をまとめました。
幸福を感じるには「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」という三大幸福物質の分泌が関係することが明らかになっています。
と思うあまり、睡眠を削って健康をないがしろにしたり、家族との時間を削ってつながりをないがしろにしたりすると幸福を感じることはできません。
そんなことしても絶対に幸せになることはできないのです。
お金が増えたとしても重い病気にかかってしまっては満足にお金を使うことができません。
仕事で成功したとしても家族との絆がなくては成功を喜んでくれる人がいません。
この記事を読んで「ハッ!」とおもったあなた。
そんな方は是非「精神科医が見つけた3つの幸福」を読んでみてください。