加藤紀子さんの著書
子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」
を読んでみました。
親として子どもに何をしてあげられるのか?
子どもをもつ親としての至上命題として、日々自問自答・悪戦苦闘しているお父さん・お母さんが多いのではないでしょうか。
かく言う自分もその一人でした。
いい子に育てたい!
そう思えば思うほど、
力が入って
気持ちが入って
周りと比較して
つい感情交じりに叱ってしまう。
そしていつも空回り。
叱ったあとで後悔することも多々ありました。
そんな時に手に取る本かなと思います。
率直な感想としては
すーっと肩の力が抜けた!
という感じ。
あ、そうやればいいのね!
あ、今まで通りでよかったんだ!
てな感じで新しい気づきと確信を得られます。
大事なのは、子どもを一人の人間として見て一緒の目線で話すこと。
上から目線で物事を言っちゃうもんだから、当然子どもも面白くない。
そんなんじゃ言うことも聞いてくれませんよ。
子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」には、最新(2020年版)の子育てバイブルが書いてあります。
いったい親は子どもに何をしてあげられるのだろう?
自分なりの答えが見つかると思います。
- 子どもの教育に悩んでいる
- 子どものしつけに悩んでいる
- 子育てに悩んでいる
そんな悩める方に是非一読していただきたい本です。
ネタバレはしませんが、感想をレビューします。
子育てベスト100の感想
子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」を読んだ率直な感想は、
すーっと肩の力が抜けた!
という一言。
「子育てに100%はないんだよ」
「もっと肩の力を抜いて」
「リラックスしちゃいなよ!」
って言われてるような感じがします。
自分の思い通りにならないからイライラする。
でもさ、思い通りにならなくて当たり前。
子どもは自分のコピーロボットじゃないんだから。
子どもの考えや思いを一人の人間として理解して共感してあげる。
これが大事。
相手の立場に立てば理解が深まり、建設的な折衝ができるのです。
子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」には
- 家庭学習
- 遊び
- 習い事
- ほめ方
- 叱り方
- 読書
- 英語
- スマホ対策
など、最新の子育てのノウハウがわかりやすく書いてあります。
特にスマホ対策なんて一昔前の子育て本にはなかった内容。
なるほどなるほど!
と、スラスラ読み進めることができる本です。
子育てをすると思い通りにならないことが多々出てきますよね。
その都度、
このやり方でいいのかな…。
と悩むと思います。
そういった時に「子育てベスト100」を読むと、やるべきことが見えてきたり、自分の子育てが正しかったことの再認識をすることができます。
とはいえ、よく言われることですが子育てに「正解」なんてありません。
中には本に書いてあることをやったのにうまくいかないこともあります。
子どもは自分のコピーではないので思い通りにならなくて当然。
100%なんてないんだから少し力を抜いて子育てをしたらいいじゃん。
少しくらいできなくても受け入れてあげる。
毎日元気に過ごしてくれてるなら、それだけで幸せじゃん。
少し力を抜くだけで今までうまくいかなかったことが上手くいくこともよくあります。
コーチングスキルの重要性
子育て経験がある方はこれまでに必ず一度は
「○○やりなさい!!」
と言ったことがあると思います。
宿題やりなさい!
片付けしなさい!
などなど。
こう言って子どもが素直に動いたことなんて一度もないでしょう。
やらないか、やったとしてもきっとイヤイヤ。
それじゃ意味ないんですよね。
そこを理解しないと勘違いの子育てになってしまいます。
主体的に動いてもらうことが理想。
本を読んで思ったことは子育てはコーチングスキルが大事だということ。
コーチングは「傾聴」「承認」「質問」を使うテクニック。
まずは、子どもの目線に立って話を”きく”こと。
耳で聞き、口で訊き、心で聴く。
何で宿題をやらないのか?
何で今は片付けをしたくないのか?
しっかりと聞いて理解することが大事。
そのうえで、主体的に行動してもらうために促すのです。
自らやろうと思ってもらうことが大切。
そうすれば次から言わずともやるようになります。
人間、やれ!と言われて素直にやる人なんていないんですよ。
自分だってガミガミ言われるのはイヤ。
だったら今すぐガミガミをやめるべきかなと思います。
まとめ
加藤紀子さんの著書
子育てベスト100「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」
を読んでみました。
今の時代に合った子育てバイブルがたくさん書かれています。
子育てに関する新しい気づきや共感が得られる本です。
何度も言いますが子育てに正解はありません。
相手(子ども)のあることなので、まずは子どもの立場に立って理解してあげること。
本のとおり実践しても上手くいかないこともあるかと思いますが大丈夫。
それはその子の個性。
親はそれを受け入れてあげられる寛容な心を持っていたいものです。
親は子どもに何をしてあげられるのか?
その答えのヒントを得られる本です。