【書評】繊細さんの本【武田友紀著】の要約・感想

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

を読んでみました。

なぜ読んでみたかというと、

もしかして自分て繊細すぎ?

と思ったから。

周りのことに敏感だし、些細なことによく気が付く。

昔から人よりも感度が高いなとは思っていました。

「+」「ー」どちらの因子に対しても感度が高いので、「-」のときには気がつきすぎて疲れることがよくあります。

ここ最近、

「いろいろと気にしすぎじゃない?」

と言われることが多かったので、この本を読んでみようと思いました。

結論、自分は中程度の繊細さんであることがわかりました。

そして、この「繊細さんの本」を読んで、繊細さんが繊細さんらしく生きる方法を知ることができました。

心がスッと楽になるというか、繊細さを認められた安心感を得られて、生きる自信が持てました。

きっと、自分以外にも繊細さゆえに悩んでいる方も多くいると思います。

もし、繊細がゆえに

「気がつきすぎて疲れちゃうわ」

と言う方は一日でも一秒でも早く「繊細さんの本」を手にとって読むことをオススメします。

心がスーッとラクになりますよ。

すこ~しだけネタバレしますが「繊細さんの本」を読んだ感想・口コミをまとめました。

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「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本とは

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

著者は武田友紀さん。

武田友紀さん自身も繊細さん。

自身の経験をいくつか本を執筆されています。

そして、HSP専門カウンセラーとして活躍されています。

HSPとはなんぞや?

というと、米国の心理学者エレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のこと。

HSPは「Highly Sensitive Person」の頭文字をとったもので、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味。

HSPは先天的な気質なようで、統計的には5人に1人がHSPだそうです。

「繊細さんの本」では、繊細さんは繊細さんらしく生きることで幸せになれる。

そう書かれています。

自分に素直に生きるのがいいんですって。

「繊細さんの本」は、中田あっちゃんのYoutube大学でも取り上げられていて、Youtube大学のなかでも再生回数が多い動画だそうです。

繊細さんの潜在ニーズは多いんですね。

ちなみに、当の中田あっちゃんは「繊細さん」ではなく「非・繊細さん」らしいんですけどね。

「繊細さん」の反対は「鈍感さん」な気がしますが、この本では「非・繊細さん」と読んでいます。

武田さんの言葉のチョイスもナイスな本です。

「繊細さん」の本の口コミ・感想

「繊細さんの本」を読んだ感想は、

自分らしく生きることが大事なんだね!

ということ。

特に繊細さんは繊細がゆえにいろんなことに気づいてしまいます。

  • 些細な言葉
  • 些細な行動
  • 些細な音

など、普通の人では気にならないことも敏感に反応してしまいます。

でも、それを全て受け入れて自分らしく生きましょう。

ということです。

印象的な3つのことを備忘録としてまとめました。

自分を出せば出すほど、自分に合う人が集まってくる

これを読んだとき、「ハッ」としました。

自分は完全に周りに合わせるタイプ。

なので、「本当の自分」を抑えて殻をかぶるクセがあります。

すると、どうなるか。

その「殻」にあった人が集まってくるんですって!

無理して都合よく合わせていると、都合のよい人たちが集まってくる。

そして、さらに無理してどんどん自分が辛くなる。

そんな、負の連鎖が起きるらしい。

だから、どうしたらいいのか。

繊細さんがやるべきことは、本当の自分を出すこと。

自分の意見を言ったり、嬉しいときも嫌なときも素直に表現すればいいんだって!

そうすれば、一時的に人が離れていく(合わない人が去っていく)けど、そのうち、自分に合った人たちが集まってくるらしい。

そう、「人間関係の入れ替わり」が起こる。

そうすれば、のびのびと自然体でいられる関係が増えていくそうです。

自分を出すって、最初はなかなか難しいけど、これをやることで自分が自然体になれるんなら、少しずつやろうと思いました。

人を嫌えるようになろう

人を嫌えるになる。

怖いしムズカシイ・・・。

でも、「キライ」は繊細さんの大切なセンサーらしい。

無理にキライを封じると、依存されたり相手から過度な干渉をされたりしてしまうんだって。

キライを禁じると自分から苦手な人に近づいてってしまうらしい。

恐ろしや・・・。

なので、キライと感じたら、できるだけ相手と距離を置くこと。

嫌いな相手はできるだけ避けることが大切だそうです。

全力で逃げるべき時がある

これ!

これが一番胸に刺さりました。

全力で逃げるべき時がある!

繊細さんは限界を超えて頑張る傾向にあるそうです。

たしかに。

自分もそう。

今現在、限界を超えてたかも。

武田さんいわく、

「自分に鞭打つようなストレスフルながんばりは「期間限定」にしなさい」

と。

忙しいときほど、繊細な感覚で自分の心と体の状態をよく観察することが大切らしい。

「この仕事・職場にい続けたらまずい!!」

と思ったら、どれだけ周りに迷惑をかけようが、全てを放り出して全力で逃げなさい!と。

人生には逃げる時があるんだって。

仕事よりも他人よりも自分の心身を大事にしなさいと。

これを読んで「ハッ」としたあなた。

今が逃げ時かもしれません。

自分を守れるのは自分だけです。

まとめ

武田友紀さんのベストセラー著書

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本

を読んでみました。

繊細な人も繊細じゃない人も是非読んでほしいなと思いました。

繊細さんは人生の生き方を知ることができるし、非・繊細さんは繊細さんの気持ちを知ることができます。

繊細さんは思っている以上に繊細です。

繊細さんは繊細さを大切にして生きることが大事だということがわかりました。

一番大事なのは、自分を大切にすること。

自分を守れるのは自分だけ。

多くの非・繊細さんがこの「繊細さんの本」を読んで、繊細さんの気持ちを理解してくれる人が一人でも多くなればいいなと思いました。

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