私は私のままで生きることにした
という本を読んでみました。
この本との出会いは子どもから。
韓国ヒップホップグループ:防弾少年団「BTS」にハマり中の子どもが紹介してくれた本。
インスタグラムにそれとなく載っていた写真から火がついて口コミで広がったそうです。
自分自身この本の存在を知りませんでしたが、
「【私は私のままで生きることにした】って本が欲しい!」
って子どもに言われたので、どんな本なんだろうと思いつつ本屋へGo。
表紙のイラストを見て直感で自分も読んでみたいなと思う本でした。
著書はキム・スヒョンさん。
韓国語を吉川南さん(早稲田大学政治経済学部卒)が翻訳されています。
子どものために購入した本ですが、先に読ませてもらいました。
本では自分みたいなごく普通の人間に向けてのメッセージがたくさん書かれています。
ストレートな表現で一つ一つの言葉が心に刺さります。
自分らしく生きていくためのマインドがたくさん書かれています。
「私は私のままで生きることにした」
この本の印象に残った名言や感想をまとめました。
「私は私のままで生きることにした」の感想
「私は私のままで生きることにした」は日韓累計145万部突破のベストセラー!
著者の母国:韓国では100万部の大ヒット!
日本でも45万部の本です。
内容はタイトルの通りのことがズバリ書かれています。
と背中を押される本です。
読んだその日から1歩前へ踏み出すことができます。
韓国情勢のことも切実に書かれています。
日本と韓国に通っているところもあり、共感を覚えます。
イラストも個性があって大好き。
表紙の絵は本のタイトルをまさに表現していてイイ味が出ています。
また、挿絵もその吹き出しも読み手の心の声をそのまま表現していて突き刺さります。
いい本に出会えたなと子どもに心から感謝です。
「私は私のままで生きることにした」の名言
少しネタバレする形になりますが、「私は私のままで生きることにした」の名言の少しピックアップしてご紹介します。
人生から数字を消そう
人生生きてると何かと数字を当てはめられてしまいますよね。
などなど。
特に合コンとか婚活でよく聞かれるワード。
いたるところで数字で人が評価され比較されてしまう。
そんな数字を人生から消してしまおうぜ。
ということです。
そう。
数字では表せないことっていっぱいある!
年収がどれだけあっても、その人の人柄まではわからない。
出身大学の偏差値が高いからといって、その人が幸せに生きてるかはわからない。
人間味は数字では表せないんです。
ならば、いっそのこと自分の人生から数字を消してしまえばいい。
そう思うと心がラクになります。
あの人より年収が劣るから・・・。
あの人よりランクの低い大学出身だから・・・。
とか考えることは今日から辞めようと思いました。
いい人になるのをやめよう
人間、誰だっていい人に見られたい。
その気持ちはあります。
でも。
世界の万人に対していい人である必要はないよ。
ということです。
自分のことを勝手に評価する人や侮辱する人に対してまでもいい人である必要はないのです。
そういう人からどう評価されようが関係ないってこと。
どう言われようがそこまで大きく害はないはず。
それよりも
- 自分に親身になって考えてくれる人
- 自分をサポートしてくれる人
を大切にした方がいい。
八方美人は本人が上手くやれていると思っているだけで、実際は周りから見透かされていることが多いです。
そして、大概ボロが出ます。
そんなくらいなら大切な人をもっと大切にした方がいい。
そう教えられました。
ときには寄り道してみよう
私たちは往々にして決められたレールから外れるとあーだこーだ言われることが多いですよね。
みたいな。
誰が決めたかわからないけど、レールから外れると外野がうるさくなる。
自分の親も良くも悪くもそんな感じでした。
「良い大学に行って大企業に就職する」
みたいなのをずっと言われていた気がする。
当時はそれが当たり前のように思ってやってきたけど、今となってはそうじゃないことも正解だと思える。
別に専門学校言って専門を身につけてもよかったし、ベンチャー企業に就職してもよかったと思う。
浪人だって長い人生を考えれば大切な経験かもしれない。
そう。
ときには寄り道したっていいんですよ。
何だかよくわからないレールに乗っていると感じたら、思い切って寄り道していいんだよ。
と、そっと後押しされた感じです。
まとめ
「私は私のままで生きることにした」を読んだ感想と名言をまとめました。
表現がストレートなので全てが心に刺さります。
名言はもっともっと紹介したいですが、完全にネタバレしてしまいそうなので、これくらいにしておこうと思います。
「私は私のままで生きていく」は、いわゆる中途半端な年齢や経歴、実力を持つごく普通の人たちに向けてのエールとして書かれています。
と教えられました。
この記事を見て
「私は私のままで生きることにした」を読んでみたい!
と思ってもらえたら幸いです。
そして、このブログ記事が令和2年度ラストの記事になりそうです。
そしてブログを開設してからちょうど2年。
累計120記事になりました。
皆さまに支えられてここまで来れました。
そして、私は私のペースでブログ執筆することにしました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。