【書評】日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法【堀哲也著】の感想

投資で億り人になりたいけどどうすればいいの?
勝てる具体的な投資方法を教えてほしい。

という疑問を解決する本をご紹介します。

堀哲也さん著書の

日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法

です。

この本は2017年1月1日に初版発行。

ちょっと古い本?

と思われるかもしれませんがNoNo。

実践投資の具体例は当時のものですが、

  • 投資すべき銘柄の選び方
  • 他の投資家の心理の読み方
  • 銘柄売買のタイミング

は、これから先ずっと使える戦略でありとても参考になります。

堀哲也さんは名古屋大学理学部数学科卒ということもあって、投資法は論理的で理にかなっています。

「なるほどなるほど」と納得しながら投資法の理解を深められる本です。

堀哲也さん著書の「日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法」の感想をまとめました。

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投資すべき銘柄の選び方

投資すべき銘柄はどんな銘柄か?

ここを間違えると投資で失敗すると言っても過言ではないかもしれません。

ズバリ!

投資すべき銘柄は

現実ギャップがある銘柄

現在の株価と理論的な株価にギャップがある場合、多くの銘柄はそのギャップを埋めにいきます。

そのギャップを丁寧に拾っていくこと。

これが投資すべき銘柄の選び方のポイントです。

逆を言うと、

過熱感があって理論株価よりも大きく上昇している銘柄
業績が悪くギャップが見込めない銘柄

には手を出すなということです。

本来はもっとポテンシャルがあるのに正しく評価されず割安になっている銘柄を選びましょう。

他の投資家の心理の読み方

株式投資に参加している人はいろんな人がいます。

一日でトレードを完結させるデイトレーダー
チャート分析するテクニカル投資家
中長期で保有する投資家
意図的に株価を操作する仕出株

などなど。

それぞれの思惑があり投資の売買タイミングが異なります。

なので、投資しようとしている銘柄が「今」「どのような状況なのか」を見極める必要があるのです。

例えばデイトレーダーは基本的に業績には我関せず、1日の中で値動きの激しい銘柄を好みます。

テクニカル投資家は上昇チャートを形成すると集まってきます。

意図的に作られたチャートなのか、好材料がでた上昇チャートなのか。

そのあたりを冷静に分析する必要があります。

株価が変動する要因は複雑に絡み合ってできますので「100%」はありませんが、典型的な動きをするケースもあります。

その動きを何パターンか知っておくことで勝率は少なからず上がってくると思います。

銘柄売買のタイミング

勝率を上げる売買のタイミングがあります。

テクニカル指標として

  • 抵抗線・支持線
  • ボリンジャーバンド
  • 移動平均線

などがあります。

基本的なことですが、とても大切なこと。

また、目標株価を算出しておいて売るタイミングをあらかじめ決めておくことが大事なんだそうです。

もっと上がると思っていても、あれよあれよという間に下落トレンドに突入してしまうことがあります。

せっかく利益が出せるタイミングがあったのに売り損ねては元も子もありません。

売買のタイミングには理論的な根拠が必要です。

適切なタイミングで買い、適切なタイミングで売ること。

これが成功を高める秘訣です。

まとめ

堀哲也さん著書

日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法

を読んだ感想をまとめました。

とても理論的な根拠に基づいた投資方法がまとめられた本。

理にかなっているので納得しながら読むことができます。

具体的な実践方法も書かれているのでイメージもしやすいです。

この本に書かれている方法を実践しても100%成功するというワケではありませんが、少なからず成功率は上げられるんじゃないかと思います。

  • 投資で億り人になりたいけどどうすればいいの?
  • 勝てる具体的な投資方法を教えてほしい。

とお悩みの方は是非一読あれ。

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