
2022年2月は波乱の月。
2022年1月から大幅下落していた日経平均株価。
2月10日に27,696円08銭まで少し戻しましたが、その後は続落。
2月28日には26,526円82銭まで下落しました。
下落材料は大きく3つ。
- オミクロン株の感染拡大
- アメリカの長期金利上昇とインフレによる金融政策
- ロシアのウクライナ侵攻
この3つによる先行き不透明感から波乱相場となっています。
米国株も軟調相場が続いています。
2022年2月の株式投資について振り返ります。
株価下落材料を分析
2022年2月の株価下落材料を分析してみました。
オミクロン株の感染拡大
2022年がスタートしてから新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染が急拡大。
2月上旬にオミクロン株の感染者数はピークアウトの兆候が見えているものの、いまだ感染者数は多い状況。
消費低迷は否めません。
しかし、今後収束傾向の兆しが見えれば不透明感は和らぐかもしれません。
アメリカの長期金利上昇とインフレによる金融政策
アメリカの長期金利上昇とインフレが加速しています。
2月中旬には長期金利が2%を超えました。
長期金利上昇を受けて、ハイテク株・グロース株が大きく売られました。
また、2月10日に発表された2022年1月のアメリカ消費者物価指数(CPI)は7.5%で上昇が続いています。
3月15日~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げされるのか?
といった懸念があり、FOMCまでは不透明感が拭えません。
ロシアのウクライナ侵攻
2022年2月24日。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。
という格言があります。
果てして買いなのか?
個人的には前述のオミクロン株とアメリカインフレの懸念があるので、単純に「買い」とはいかないと踏んでいます。
投資云々は抜きにして一刻も早く平和が訪れることを祈っています。
2022年2月のポートフォリオ(日本株)
2022年2月時点での日本株の保有銘柄は
- イオン(8267)
- RIZAPグループ(2928)
- チェンジ(3962)
- ニューラルポケット(4056)
- カラダノート(4014)
- ビザスク(4490)
- JDSC(4418)
- ブランディングエンジニア(7352)
の8銘柄。
2022年2月にJDSC(4418)とブランディングエンジニア(7352)を購入しました。
JDSC(4418)は東京大学と連携したAIソリューションを提供する企業。
ブランディングエンジニア(7352)はITエンジニアと企業とのマッチングを提供する企業。
マザーズ指数が底をつき始めたと予想したことと会社の将来性を見据えてこのタイミングで購入しました。
長らく低迷していたニューラルポケットが2月28日にストップ高となったため一部を売却。
権利確定2月のイオンの株価が上昇してきたタイミングで一部を売却。
さらに、こちらも長らく下落に転じていたチェンジが2月に入り上昇傾向。
テクニカル的にも良いチャートを形成しつつあります。
このまま上昇曲線を続けるようなら買い増しをしていこうと思います。
世界的に厳しい相場環境の中、2022年2月は日本株は先月比+4.3%で終えることができました。
引き続き、割安感が出てきた好業績の銘柄を物色して仕込みたいと考えています。
2022年2月のポートフォリオ(米国株)
2022年2月の米国株ポートフォリオは
- VOO( バンガード S&P500ETF)
- QQQ(インベスコNASDAQ100連動型ETF)
- VGT(バンガード米国情報技術セクターETF)
- VYM(バンガード米国高配当株式ETF)
- ADBE(アドビ)
- MSFT(マイクロソフト)
- NVDA(エヌビディア)
- TSLA(テスラ)
の8銘柄。
米国株は先月比-1.8%のダウン。
1月からの更なる下落局面だったので、2月中旬にMSFT(マイクロソフト)を買い増ししました。
しかーし。
まだまだ調整は続きそうな気配。
3月15〜16日のFOMCが終わるまでは上昇下落の変動が激しそうです。
米国株は長期的にみて淡々と買い増すのみです。
まとめ
2022年2月度の株式運用成績を振り返りました。
2022年2月は
- オミクロン株の感染拡大
- アメリカの長期金利上昇とインフレによる金融政策
- ロシアのウクライナ侵攻
の3つの要因で下落傾向。
しかし、日本株のニューラルポケットがストップ高になり、保有株の一部売却に成功。
株主優待目的に北の達人(2930)を権利確定日直前に購入。(権利確定日後すぐに売却しました)
2022年2月も世界市場全体で厳しい状況。
それでも日本株・米国株トータルで先月比+2.2%となりました。
値上がりタイミングで上手く売却できました。
しかし、ウクライナ侵攻は今後も予断を許さない状況。
さらには、3月15〜16日のFOMC(連邦公開市場委員会)が終わるまでは一波乱ありそう。
底値を見極めて割安銘柄に積極的に買い増ししていきたいなと思っています。
I wish you much success!!
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