本記事では、34歳でFIREを実現したゆうパパの著書
を読んだ感想をまとめています。
- ほったらかし投資って何?
- FIREするための手段を教えてほしい!
- 投資に割く時間が取れない!
という疑問・悩みを解決してくれる本です。
ゆうパパがFIREを実践した投資法は
キャピタルゲインではなくインカムゲインを狙った投資手法です。
具体的には高配当ETFに積立投資をして毎月分配金を得るといった方法です。
なので、チャートに張り付きになることもなく、基本ほったらかしというワケ。
FIREへの憧れはあるけど何をどうしたらいいかわからない
という方におすすめの本です。
FIREを実現したゆうパパ著書のほったらかし投資FIRE~手間なく7年で早期リタイアする「米国株」高配当再投資法~を読んだ感想をまとめました。
ほったらかし投資FIREを読んだ感想
ゆうパパのほったらかし投資FIREは低リスクでかつ確実な投資法だなと思いました。
具体的には高配当ETFであるQYLDに積立投資をして月20万円の配当金をもらえるまで資産形成するといったもの。
QYLDは毎月分配金がもらえるETF。
しかも、配当利回りが10%以上!!
恥ずかしながらそんなスゴいETFがあるなんて知りませんでした。
税金とか経費率とか考慮して配当利回り7%で超ザックリ計算すると
が得られる計算になります。
月20万円ありゃ普通に生活できますよね。
つまり、3,500万円貯めれたら配当金だけで生きていけるということ。
FIRE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ファイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!
燃えましたね。
完全に。
淡々とQYLDに積み立ててインカムゲイン(配当金)を得る。
毎月ハラハラドキドキ、相場に張り付かなくても毎月キャッシュが得られる。
投資手法の一つとしてとても有効だと思いました。
QYLDのメリット・デメリット
ゆうパパがおすすめしているQYLDのメリット・デメリットについて考えてみます。
QYLDのメリットは何といっても超高配当利回りであること。
年利回り10%以上を誇る超高配当利回りETFです。
QYLDはGlobal X社のカバード・コールETF。
QYLDはカバード・コール戦略で利益を生み出そうとするもので、ナスダック100指数の株式を購入し、対応する同一指数のコール・オプションを売却するもの。
カバードコールをザックリ説明すると、特定の価格で買う権利を相手に売ってプレミアムオプション料(コールオプション)を得ること。
また、株価は長期的にみると下落基調ですが、比較的ボラティリティーは小さく株価は安定傾向です。
ただ、そんなQYLDにもデメリットが3つあります。
1つ目は経費率が0.6%と高めなこと。
比較対象となる
NASDAQ100に連動するQQQは0.20%
高配当のVYMは0.06%。
比べても少し高いですね。
たかが0.6%
されど0.6%
QYLDに100万円投資すると年間6,000の経費がかかります。
これが毎年積み重なると無視はできません。
2つ目はキャピタルゲインは期待できないこと。
NASDAQ100に連動していますが、値上がり益は放棄したカバードコール戦略のためキャピタルゲインはほぼ期待できません。
QYLDに投資するメインはやはり配当(インカムゲイン)になります。
3つ目は配当金にバラツキがあること。
カバードコール戦略を採用しているQYLDの分配金は、株価の1%が上限になります。
QYLDが組み入れているNASDAQ100の株価が下落すれば、分配金も必然的に減少します。
高配当で利回り10%以上といえど、もらえる分配金は減ります。
このメリット・デメリットをしっかりと理解したうえでQYLDへの投資を考える必要があります。
まとめ
34歳でFIREを実現したゆうパパの著書
ほったらかし投資FIRE~手間なく7年で早期リタイアする「米国株」高配当再投資法~
を読んだ感想をまとめました。
著者のゆうパパは7年でFIREを達成した強者。
タイトルの通り、相場に張り付くのではなく、ほったらかしでキャッシュを得る投資手法。
ほったらかし投資のメインはQYLDという超高配当ETF。
少しクセのあるETFのためメリット・デメリットがあります。
個人的にはQYLDはすでに資産を形成できていて毎月キャッシュを得たい方におすすめかなと思います。
高配当投資に興味のある方は是非読んでみてください。
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