
本記事では
という疑問を解決する本をご紹介します。
遠藤洋さん著書の
です。
遠藤洋さんの肩書は
自由人・投資家
やべぇ、めちゃうらやましい!!
遠藤さんは最大年間利回り+600%、1銘柄の最大投資益+1,760%を達成した強者。
投資スタイルは短期トレードではなく、本質的な価値を見極めて「半年で株価3倍を目指せる小型株」に集中投資するもの。
投機的な投資ではなく、理にかなった投資。
なので、本の内容に「ウンウン」とうなずきながら納得することができます。
実は本書「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」には2種類あります。
▼「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」
▼「10万円から始める!小型株集中投資で1億円 実践バイブル」
「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」では遠藤さんが投資家になった経緯から小型株の選び方まで書かれています。
一方、実践バイブルはその名のとおり実践的な投資戦略がメインで書かれています。
チャートや板の見方など詳しく書かれています。
遠藤洋さんの著書「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」を読んだ感想をまとめました。
小型株集中投資とは
小型株集中投資ってどんな投資法なの?
一般的には
- 大型株(時価総額と流動性の高い上位100銘柄)
- 中型株(大型株に次いで時価総額と流動性の高い400銘柄)
- 小型株(大型株・中型株以外の全銘柄)
となります。
2021年末の上場会社数が3,822社なので約3,300銘柄が小型株ということになります。
具体的には時価総額1000億円以下の銘柄を小型株を呼ぶことが多いです。
本書では小型株の中でもさらに時価総額の低い300億円以下の小型株を厳選し、その銘柄に集中して投資をする手法です。
投資の格言として
という言葉があります。
性質や値動きの異なる複数の銘柄に分散して投資をすることが広く知られていますが、遠藤さんは集中投資を勧めています。
その代わりに
とおっしゃっています。
なぜ、小型株にするかというと伸びしろが大きいから。
超優良企業が時価総額20兆円だったとして3倍(株価を3倍)にするためには、さらに40兆円も上げる必要があります。
しかし、時価総額100億円の小型株であれば3倍(株価を3倍)にするには200億円上げればOK。
大型株より小型株を3倍にするほうがはるかに現実的だということ。
その小型株に集中して投資をして大きなリターンを得る手法です。
小型株集中投資の銘柄の選び方
小型株集中投資すべき銘柄はどんな銘柄か?
なんとなーくの感覚で選んではダメ。
小型株集中投資では、ここを死ぬ気で選びます。
ズバリ!
投資すべき銘柄とタイミングは
株価3倍(=時価総額3倍)になるポテンシャルがある
商品・サービスのニーズが高い
「出来高」増加を伴う株価上昇の直後
です。
今は無名だとしても近い将来有名になりそうな伸びしろの大きい会社を死ぬ気で選ぶ。
選ぶときには根拠が必要です。
選んだ理由を自分の口で説明できること。
そして、購入前に出口戦略も決めておくこと。
など。
あらかじめ出口戦略を決めておけば、上がったり下がったりしたときに慌てずに冷静に対応できます。
小型株集中投資のメリット・デメリットは?
小型株集中投資にはメリットもあればデメリットもあります。
小型株集中投資のデメリットは、銘柄集中投資によるリスクを伴うこと。
1銘柄に集中投資するということは
上がるときは2倍3倍と上がる
下がるときは2倍3倍と下がる
ということ。
万が一、銘柄選びに失敗して購入翌日にストップ安なったりしたら大打撃を伴います。
また、一般的に小型株は大型株よりもボラが大きい(株価が激しく上下に動く)のが特徴。
一時的な上げ下げに一喜一憂しないメンタルが必要です。
でもね。
デメリットはメリットの裏返し。
分散投資はリスクを軽減できるけど、資産を大幅に増やすことには不向き。
集中投資すれば資産を大きく増やすことができます。
だからこそ集中投資する小型株銘柄を死ぬ気で選ぶこと。
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などのスキルも必要になります。
この覚悟をできる方が小型株集中投資で成功できるんだと思います。
まとめ
遠藤洋さん著書
を読んだ感想をまとめました。
伸びしろのある小型株を厳選・集中投資して資産を増やす手法が書かれています。
遠藤さんの小型株集中投資に至った経緯から知りたければ
▼10万円から始める!小型株集中投資で1億円
がおすすめ。
チャートや板を見て実践的な手法を詳しく知りたいなら
▼10万円から始める!小型株集中投資で1億円 実践バイブル
がおすすめです。
1億円という目標に最短で向かっていくなら小型株集中投資はアリ。
分散投資が勧められる中で集中投資はリスクを伴いますが、リスクを最小限に抑えるためにも銘柄選定の段階で厳選に厳選を重ねることが大事。
言ってしまえば分散投資だろうが集中投資だろうが、どの投資法にもメリット・デメリットが存在します。
10年後にどういう資産を築きたいのか。
リスクはどれだけとれるのか。
元手資金はどれだけ用意できるのか。
は人それぞれ。
この本で勉強になったのは
投資する銘柄を死ぬ気で選べ
ということ。
そう言われてみると今までは何となくで選んでた感があり「ハッ」としました。
小型株集中投資をやってみたい!!
と思った方は是非一読あれ。
本記事では、遠藤洋さんの著書 10万円から始める!小型株集中投資で1億円【1問1答】株ドリル を読んだ感想をまとめています。 遠藤さんといえば自由人であり投資家。 本書はシリーズ10万部を突破した遠藤さんの著書[…]