高配当ETF「QYLD」はいつ買いどき?絶好のタイミングはどこ?

本記事では

QYLDはいつ買うべき?

という疑問にお答えします。

QYLDは利回り10%以上の高配当ETF。

しかも、毎月配当。

早く買えば買うほど、たくさん買えば買うほど、配当を「早く」「たくさん」得られます。

QYLDの特性からみると

ボラティリティが高くNASDAQ100が上昇する局面

が一番の買い時だと考えます。

株式投資に絶対はありませんが、NASDAQ100の上昇局面は買いどきとして大きく外れてはいないと思います。

ただ、QYLDはちょっとクセのあるETF。

QYLDを購入する前にQYLDの特性を理解する必要があります。

高配当ETF「QYLD」の買いどきについてまとめました。

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QYLDの特性を理解せよ

QYLDの買い時を見極めるためにはQYLDの特性を理解する必要があります。

QYLDはNASDAQ100・カバード・コール戦略をとっているETF。

NASDAQ100・カバード・コール戦略とは、NASDAQ100を買い持ちしつつ、NASDAQ100のコールオプション(買う権利)を売ってオプション料を得る戦略です。

つまり、QYLDのターゲットはNASDAQ100を安く買いたい人。

NASDAQ100を買いたいけど、近い将来大幅に上昇しそう。
NASDAQ100を近い将来買いたいけど手元資金がない。

という人がNASDAQ100のコールオプションを買うと予想されます。

逆に、今後下落するであろうという局面ではコールオプションはあまり買われないということになります。

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QYLDはいつが買いどき?

QYLDの特性を考慮するとQYLDの買いどきは

NASDAQ100の上昇局面

NASDAQが横ばいで推移している局面

この2つの局面です。

投資家は株価ができるだけ安い時に買いたいものです。

投資家としてはNASDAQ100指数が上昇しそうな局面ではコールオプションが有利に働きます。

株価が1,000円だったものが近い将来2,000円になるかもしれない。

そしたらコールオプション100円を払ってでも1,000円で買える権利を買っておいたほうがお得ですもんね。

逆に、あきらかな下落局面ではコールオプションを買う人は少ないと考えられるのでオプション料収入も少ないと予想されます。

QYLDはNASDAQ100の値上がり益を放棄する代わりにオプション料を得る戦略をとっています。

オプション料はボラティリティが低いと下がり、ボラティリティが高いと上がる傾向があります。

つまり、ボラティリティが高く、NASDAQ100が上昇する局面がQYLDの儲かり時になります。

QYLDが儲かれば分配金の利回りも上がる。

分配金の利回りが上がれば株価も上昇する。

というロジックになります。

ボラティリティが高く、NASDAQ100が上昇する局面がQYLDの一番の買い時だと推測します。

まとめ

高配当ETF「QYLD」の買いどきについてまとめました。

QYLDはNASDAQ100・カバード・コール戦略をとっているETF。

NASDAQ100はNASDAQに上場する約3,000銘柄の中から、金融セクターを除く時価総額上位100銘柄で構成される株価指数です。

NASDAQは米国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場で、日本でいうところのグロース市場のような位置付けになります。

NASDAQ100指数の組入銘柄としてはアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、テスラ(TSLA)といった世界を代表とする企業が名を連ねます。

長期的に見ればNASDAQは上昇傾向。

ただ、NASDAQ100が大幅に上昇したとしてもQYLDは値上がり益を放棄しているので株価上昇幅はとてもマイルド。

QYLDは時として元本を取り崩して分配金を出すときもあるので注意が必要です。

QYLDの株価は上昇・下落ともにマイルドな動きをします。

株価の推移を見つつ、毎月ETFの運用状況を見ながら時間分散してリスクを回避する投資をおすすめします。

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